秋色  【中川】

公開日:2013/09/23(月) 更新日:2013/09/23(月) 営業部 中川の日記




こんにちは、神谷綜合建設の中川です。




日中はまだまだ、汗ばむぐらいの陽気の日もありますが、夕方から夜、
朝にかけてはひんやりとしていて、秋の気配も感じる今日この頃ですね。



先日新城市にて建設中のH様邸へ、現場の確認に行ってきました。


工事が始まると、基本的には現場監督が中心になりますが、
(船頭が二人いては職人が迷ってしまいますので)


それでも僕たち営業も自分が担当させて頂いている現場は、
進捗状況は気になりますので、時折確認に行くようにしています。




現場へ向かう道中、石巻辺りを過ぎると、もう今にも収穫を迎えようと、
稲が穂を垂れ、黄金色に輝く水田が目の前に広がっていました。



「うーん、秋だなぁ」なんて独りごとと、お気に入りの曲を口ずさみながらのドライブ。


そんな風景の中、エアコンも消して外の空気に触れながら車を走らせていると、
時々フロントガラスの前をチラチラと行き交う小さな影が目に付くようになってきました。



一瞬何かな?って思いましたが、すぐに気が付きました。赤とんぼですね。




毎日皆さんいろいろと忙しい日々の繰り返しかと思いますが、
少し立ち止まって見てみると、周りには「秋の色」が満ち溢れています。





現場へ到着すると大工さんとも少し会話をして、すぐに足場のてっぺんへ。


目の前に拡がる、延々と続く稲穂の様子を眺めながら、
しばし時の経つのも忘れ、無心にただただ秋の風を感じていました。




そろそろ暑さも峠を過ぎてきたので、何か始めるのも良い季節ですよね。



僕は”始める”とまで行くと大げさですが、最近、昔、10代終盤から20代前半の頃に
手にして読んだ小説を、久々に取り出してきてまた読み漁っています。


その頃ちょっと惹かれてた子が国文学科に通っていたので、
自分も本は好きは好きだったのですが、どちらかと言うと話題作りの為に、
色々な小説を手にしては読んでいた時期でした。



当時は正直、訳もわからずただただ字を追っていた小説なんかも、
年月が経ち自分も経験を積むことで、今読むと全然違った印象で頭に入ってきたりもしますね。




先週はグレートギャツビーと言う小説を読み、次は柳美里さんの「家族シネマ」に取り掛かりました。



どちらも、昔何度か読んでいるのですが、今回は10年以上振りですかね。


今読んでみるとまた新鮮で、思う事も多岐に渡るんですよね。
それだけ、人生歩んで、経験積んでるって事かなぁ、とつくづく思います。




この様子ですと、僕の今年の秋は、読書の秋かな。



あとそれと・・・。


もうふたつも決まってしまったゴルフも、優勝目指さなきゃいけませんね。
(あっ、自分の事ばかりでは叱られてしまうかも・・・)





中川




先日の現場より
ただただ、いつまでも眺めていたくなる風景でした






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