家の呼吸① 【井上】
こんにちは、神谷綜合建設の井上です。
お盆より、時期外れの梅雨のような天気がつづいて湿気から少し解放されたい気分です...
瓦町スタジオ周辺は、予報を見ると今週あたり太陽がしっかりと顔を出してくれそうで
休日に晴天が当たるよう願います!
そんなことで、本日はタイトルの通り「家の呼吸」
水の呼吸・・・ ん⁉ どこかで聞いたことがありますね
人が口や皮膚から呼吸するように、家にも呼吸が必要というのお話。
高温多湿の日本では 湿気対策 が住まいづくりの原点です。
日本の昔の家は木、土、紙、ワラなどが呼吸することで湿気対策が行われていて
「家は夏向きにつくれ」と言われるのは、風通しの良さも、家を長持ちさせるための秘訣だからです。
そのため、現代でも多くの古い素敵な家が見ることができます。
どうしてかしら?
そんな呼吸したり、風通しが良い家をつくったら寒くてしょうがないじゃないと思われるかもしれません。
なので、最近の家は高気密化高断熱化が進み、家は呼吸をしなくなり、自然換気が減りました。
ですが、いくら高気密、高断熱、地震に強い構造、の家をつくったとしても
室内の湿気や結露、または外壁内に湿気が溜まったりしたら、
また、そこから発生したカビによってアレルギーなど健康に害が出てしまったら、
結果は...
構造材が腐ってしまったり、断熱材が落ちてしまったりなど用を足さなくなり、家族や財産を守ることができなくなります。
なので湿度に負けないように、「家の呼吸」そして耐久性の高い家をつくることはとても大事なんです。
長くなってしまいましたので、「家の呼吸」②ではどうすればそんな家ができるかお話しようと思います。
またお付き合いお願いいたします。