意外と知られていない社会保険制度【大谷】
住宅ローンを契約するときに、ほとんどの場合 団体信用生命保険に入ります。
これに入ると、死亡や高度障害になった際に、保険がおりて残りのローン残高が0になります。
また、金利や保証料は上がってしまいますが、がん、3大疾病、7大疾病などの保険付き住宅ローンもあります。
多くの方が、住宅ローンを組む以前から、生命保険や医療保険に加入していてるかと思いますが、
家を建てると、毎月のローン返済+高額な保険+光熱費+固定資産税等出費がきつくなるのも現実です。
そんな中、意外と知られていないのが、高額療養費制度や遺族年金制度です。
詳しくは日本年金機構のホームページを見て頂けたらと思いますが、
(高額療養費制度)
例えば、健康保険に入っている方で、年収370万~770万の人でしたら入院や治療を受けても、月8万~9万以上は医療費を払う必要がない等々・・
(遺族年金制度)
例えば、国民年金や厚生年金保険の被保険者が亡くなった場合、
残された妻と子供2人に、約月々15万程 年金が支給される等々・・(お子様が18才を超えると9万程)
知人や親切な民間保険屋さんの所で保険加入されていても、こういった国の制度がある事すら伝えられていなかったりするものです。
また、保険は途中解約すると今まで払った保険料を下回って戻ってきたり、インフレが進んで価値が
下がっていたり、保険会社が継続していなくてお金が戻ってこない といったケースもあります。
(ちなみに銀行は1000万までは戻ってきます)
生命保険なども、自分が今亡くなったら家族が路頭に迷うという方は手厚く入っても良いかも
しれません。ただ、子供が自立したら入る必要はないかもしれませんね。
(子供が自立するまでは掛け捨てとかでも良いかも)
住宅ローンを組む際には、ぜひ今入っている保険が本当に必要かどうか、保険料を貯金や投資に回した方が良いかも?など考えたり見直しする事も必要かなと思います。(今は個人型確定拠出年金iDECOなどもあります)
ちなみに、先日雑誌にこんな記事があったので添付しておきます。少しでも皆さんの参考に
なればと思います。