而今禾~JIKONKA~ 【中川】
こんにちは、神谷綜合建設の中川です。
今日は1月17日。阪神大震災が発生した日です。
僕、あの日の朝は起きていて、豊橋でも「揺れたな」と
感じるほどの地震だったのをよく覚えています。
神戸には叔母一家が住んでいたので、案じた日々を思い出します。
今現在、神戸では震災後の転入や新たな出生で、
3分の1以上が震災を経験していない市民になったそうです。
時代の流れは止められませんが、風化させない事は大切だと思います。
そして、僕らに出来る事と言えば、次の地震が心配されるこの地域の建築屋として、
安心できる建物を提供していかなければと思います。
今週の日記は先週の記事の中でも少し触れましたが、
成人の日の連休に立ち寄った「ちょっとよい雰囲気のお店」を紹介したいと思います。
三重県亀山市にある「而今禾~JIKONKA~」というお店。
天然生活や自給自足など、素材系の生活雑誌を読んでいる方々の中では
結構有名なお店で、僕等の様に遠方から来る人がたくさんいるそうです。
関の宿場町の中、街道沿いの古い町屋を改装して営業しています。
こんな雰囲気の一角にあります
お店の形態としては、雑貨屋と素材にこだわったオーガニックカフェ、それから
作家の作品を展示するスペースから成っていて、オーナーの美意識が強く感じられます。
おじゃました先週は陶芸家の作品が展示、販売されていました。
閉店時間も近づいていたので、まずは奥のカフェへと足を運びひと休み。
僕はアールグレイ。妻が注文したのはオレンジスパイスティー。
子供達はリンゴジュースを頼み、チーズケーキとアップルケーキをみんなで分けました。
洗練された雰囲気の中で頂くお茶とスイーツ、格別でしたね。
妻はあれやこれや、売られている雑貨に興味津々の様子でしたが、
僕の方はその佇まいが何とも好きな雰囲気で、あちこちつくりを細かく見たり
高さを確かめてみたり、完全に業界の人になってしまっていましたね。
怪しまれても何なのでと思い、最初から事情を説明して今後の参考にさせて頂く事に。
結構皆さん、何の断りも無しにカメラを取り出し写真を撮って行ってしまうみたいで、
オーナーがそう言うのを好まないので原則店内撮影禁止になっているとの事でしたが、
「きちんと言って下さる方は・・・」と、許可してもらい、参考にしたい所をカメラに収めてきました。
お店の中でのつくりなので良く見える、と言うのも正直ありますが、
今後の提案の参考になる部分もいくつかあり、勉強になりましたね。
そして、ゆっくりお茶を頂いた後はもちろんお買いもの。
僕が子供達の面倒を見ている間、妻は目を輝かせながらあれこれ選んでいました。
いろいろと欲しいものだらけの様でしたが、結局買ったのは60年前の中国製の布を3反。
生地の値段としてはそんなに高いものではありませんでしたが、いきなり3反の購入でしたからね・・・
ホントは今日、寄る予定ではなかったので突然の出費にはなってしまいましたが、
でも、こう言うお金の使い方は悪くないなと正直に思います。
出掛けた先で良いのもに巡り合うのは、とても満ち足りた気持ちになりますね。
豊川インターからならば車で2時間。豊橋市内からでも2時間半の距離です。
そこからまた少し足を伸ばして滋賀に入れば他にもこだわりのお店がいくつかあります。
三重県はまだしも滋賀と聞くとちょっと遠い印象もありますが、新名神もつながって
一日ドライブしながらのお買い物にはちょうど良い距離に思います。
お訪ね頂ければ帰りの渋滞回避方法もお教え致します。
皆様も是非訪れてみて下さい。暮らしへの目線がきっと養われますよ。
「写真は小さめで・・・」とのお願いがあったのでこのサイズで。すいません。
左手、壁裏の部屋がギャラリー。通り土間を抜けるとカフェがあります
靴を脱いで入るカフェ。考え方が斬新ですね。
頂いたメニューです
なかなか見られないつくり方でした
中川
住まい・デザイン・注文住宅・二世帯の暮らし 株式会社神谷綜合建設