日銀の追加利上げと住宅ローン(変動金利のままが良い理由)【大谷】
日本銀行は追加利上げを決定し、政策金利が0.5%となりました。
これに伴い、住宅ローンの金利も変動する可能性があり、多くの方が
「固定金利にするべきか、それとも変動金利のままで良いのか?」と悩まれていることでしょう。
結論から言うと、現時点では変動金利のままにしておくのが有利である可能性が高いです。
その理由を以下に詳しく解説します。
1. 日銀の利上げは限定的である可能性が高い
日銀は今回の利上げを決定しましたが、日本経済の状況を考えると、大幅な追加利上げを続ける可能性は低いと考えられます。
日本は依然として低成長・低インフレの状況にあり、急激な金利上昇は経済に悪影響を及ぼすためです。
そのため、変動金利の上昇幅は緩やかになると予想されます。
2. 変動金利はまだ低水準を維持
今回の利上げがあったとしても、現在の変動金利は依然として低水準です。
固定金利に切り替えると、現時点での高い金利が適用されるため、長期的に見ても総支払額が増える可能性があります。
変動金利のままであれば、低金利の恩恵を受け続けることができます。
3. 金利上昇のペースは緩やか
日銀の金融政策は慎重に進められるため、たとえ今後さらに利上げがあったとしても、そのペースは緩やかになるでしょう。
つまり、変動金利が急上昇するリスクは低く、短期間での負担増加は限定的と考えられます。
4. 繰り上げ返済や借り換えの選択肢
変動金利のままにしておけば、今後の金利上昇リスクに対応するために繰り上げ返済を活用することができます。
また、状況が変わった場合には固定金利への借り換えも検討できます。
柔軟に対応できるメリットがあるため、現時点で焦って固定金利に変更する必要はありません。
まとめ
日銀の利上げは住宅ローンの金利にも影響を与えますが、
1. 日銀の利上げは今後も限定的である可能性が高い
2. 変動金利はまだ低水準で固定金利よりも有利
3. 金利上昇のペースは緩やかであると予想される
4. 繰り上げ返済や借り換えの柔軟性がある
以上の理由から、現時点では変動金利のままにしておくのが得策と考えられます。
今後の経済動向を注視しつつ、適切な判断をすることが重要ですね。
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